キリッ!
それは私がポゴレリッチのコンサートのため名古屋へ旅立つ前日、土曜日の朝のことでございました。
朝、出かける支度をしていたワタクシは、突然、嵐のように、眉のお手入れをしてみようと考えたのでありました。
おぼろげな記憶によると、前回手入れは2年前の5月4日、これもポゴコン前日の事でした。
ピアニスト来襲と眉毛、何の関係があるのかも深く考えないままに慣れぬ手つきで眉を整えようとしたところ、つい手が滑り、あっと叫ぶのも遅く左眉が真ん中から真っ二つのセパレートに。
皆様ご存じでしょうか。右が一本で左が二本眉のお顔がどれだけ笑いをとれるものか。
しかし、その時の私は笑っている余裕などありませんでした。とにかく切れた眉を補修すべく、滅多に使わないのでよく判っていないアイシャドウの中から、アイブロウに使ってもいい(らしい)色を震える手で自分の眉に塗ってみました。しかし手が滑った部分はあまりに大きく、うっすら乗せただけでは隠しおおせないのです。
ひたすら、ひたすら塗り続けること数分間。なんとか誤魔化せた時には、私は未曾有の濃い眉さんとなっていたのでありました。
そして、その姿で、私は大変お世話になった方のお葬式と、翌日のコンサートに出かけたのでありました。
半分を言祝ぐ歌
眉毛が一本 チーズが一切れ あったらあったら ジョリーと私で半分こ♪
ちがーうっ!(号泣)


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