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2006年1月 7日 (土)

大掃除をして家の中を掃き清めないと良い年が来ない気がして風邪引きました

  大晦日から元旦に掛けては家の中をきちんとしておきたいという気持ちが抜けず、結果おせちづくりも重なって元旦は筋肉痛と風邪気味でふらふらという、笑えない事態が続いておりまして、さすがに昨年は怪我をしたこともあり、お掃除もおせちも超簡単に済ませるつもりが、それでも今年も風邪引きました。

失敗の原因はいくつか考えられるのですが、一番の理由は

 ケ(気。日常生活に必要な活力)→ケガレ(気涸れ)→ハレ(晴れ)→ケ(気力が枯渇するとハレを設けて気力を回復させる)

 という節目をつけて日常生活を営むという昔からの知恵としての「大掃除」(説明はこちら)がケガレからハレになるための一手段として行われていたのを、日常のお掃除と混同しその上厳格に考えてしまっていた、の一語に尽きると思うのです。(実は明治中期位まで極普通の掃除もハレの行為として年に数回しかしなかったという場所もあるのですが、それはこの際置いときます)

 そして故杉浦日向子さんなどによると江戸時代の12月13日の大掃除はまさしくレジャーとしての趣が強くて、形としては畳を上げたりはするけれど、午後になるとお酒やお菓子が振る舞われて奉公人達が一斉にお正月モードに突入したらしいのです。この大掃除はまさしく日常のリセット、心の垢落としという役割だったでのでしょうね。半月も前に掃除なんかしても、お正月まで綺麗で居られる道理なんかありませんよね。
 
 そしてところは変わるのですがドイツ生活の長かった人が春になるとみんなで一斉にお掃除をして、その後お菓子を作ってご近所同志でお茶会をする習慣があったと話していたのを覚えています。これもケガレからハレへ日常をリセットするための手段としてのお掃除と考えてもいいかもです。死にものぐるいで大掃除をしたあとお菓子なんて作れる人間がいるのかい?と冷静に考えれば、あのきれい好き王国のドイツにおいてさえ、春のお掃除はレジャーの側面があったに違いないと私は睨みました。(・_・)小説にも出てきましたがほとんどピクニックみたいでしたし。

 そして正月に到るまでの小行事の他に三日正月、七日正月、小正月と続き、季節ごとにも様々な日常リセット行事が日本にもあった訳です。昔の農村でそんな贅沢が可能だったのかと仰る方がいらっしゃいますが、こういう習慣があったればこそ、江戸末期の集団職場放棄とも言える一村挙げての「お伊勢参り」が出来たのではないでしょうか。事実私の生息地(ど田舎)でもこのお伊勢参り、いくつもの村で起こってるんですわ。(笑)

 そんなゆるゆるとした行事がどうして怒濤の年末年始になってしまったのかは諸説あるでしょうし、私も個人的に犯人探しをしました。

 そして体を壊したこともあって改めて考えたのですが、忙しい現代に昔のようなのんびりとした行事の連続は無理ですから個々人が自分の生活にあったそれぞれの、なんて言ったらいいのかな、そう、「節会」の行事を持って、それで暮らせばいいんじゃない?という結論に達したのです。もちろんこの長い不況下で年末年始でさえ、節会の機会を持てなかった人がとても多いという現状を肯定する気なんて絶対ありませんが。

 てな理由でお正月に海外で過ごすなんて、とか、お節料理も作らないなんて、という伝統の崩壊を嘆く向きもありますが、正月を生活に節目をつけて気力を回復させるという昔からの機能の点で考えれば、今年のお正月、自分自身にかけた呪縛でハレ気分になれなかった私こそ伝統をないがしろにしていたのだと思うに到りました。 

 と三が日考えていた上で、某所にて「うむ、お正月なのに。松の内なのに。ハレの世界なのに。」お掃除は?という意地悪コメントをつけたわたくしは極悪非道でしょうか?
 頑固堂さん、許して^_^;
 でもこの記事TBしようかまだ迷ってます
 (我ながら往生際が悪いのだ)。

前記事で正月気分が抜けないと書きましたが、本当は具合悪くてばてばて、気力も何も抜けていたのでありました。まさに気涸れ^_^;

 追記です
 悪いことは出来ません。絶対ばれないと思っていたこの記事、頑固堂さんに読まれていたなんて!
 わたくしめの極悪非道ぶりを知りたい方は下のTBへ。良い子の皆様「みかん。の缶詰」からどうぞ。(目的を忘れさせる作戦です(^^))

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