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2007年2月27日 (火)

受賞したのね

 アカデミー賞の事を自分のブログに書くなんて、我ながらびっくりなのですが、書いてしまいます。
と言うのも、主演男優賞を受賞したフォレスト・ウィテカーのファンなもので・・・^_^;(受賞の模様です

 「クライングゲーム」(92年、イギリス。監督ニール・ジョーダン 主演スティーヴン・レイ)では、ウィテカーは英軍兵士役で、トータル30分も出てなかったんですが、この時のウィテカーは、あの役柄にぴったんこの、世の中の真理みたいなものを訥々と語る誠実さや、どこか放っておけないあどけなさというか心許なさの様なものを実に上手く出していて、他の展開、つまり映画の主題など殆ど眼中になく、その後、同じジョーダン監督の「モナリザ」を観て、「クライングゲーム」も「モナリザ」と同じ、男の純情というか、報われない純愛がテーマだったという事にようやく気付いた次第でした。フキフキ "A^^;

 「隣人」では、窮地に陥ったケヴィン・クライン演ずる主人公に色々情報を与える保険調査員として、ちょっとだけ顔を出してますが、警察に疑われている主人公に、初対面にも関わらず無実の人にする様に話しかけるという、考えてみるととうてい起こりそうもない事柄も、この人が演ずると妙に説得力がありました。この映画は超演技派のケヴィン・スペイシーも出ていたわけですが、このスペイシーをもってさえ、理屈に合わないことだらけだったこの映画の中で、すんなり受け入れられるというのはなかなかではないでしょうか。

 「パニックルーム」は、ウィテカー見たさに映画館まで行ってしまいましたが、期待に違わず子供の養育費の為に、犯人一味に加わる警備会社の人間という役どころを上手く演じてました。この映画の成否を握る重要な役柄なので、ここへウィテカーを持ってきたジョディ・フォスターはやるものだと思ったものでした。でも「フォーンブース」の刑事役は、今ひとつという印象でした。あの状況から事件の真相を見抜くような、たたき上げの刑事にしてはちょっと人が良すぎる感じがしまして(汗)。などと言いつつも、やっぱり好きな俳優さんではあるのです。

 なのに今回の主演男優賞受賞の報を聞いても、ちょっと素直に喜べなくて。
「The Last King Of Scotland」という映画の中で、ウガンダのアミン大統領を演じての受賞だったのですが、この映画、同名の小説(基本的にはフィクションなのだそう、邦題「スコットランドの黒い王様」)の映画化で、James McAvoy 演じる若き医師がひょんな事からアミン大統領に重用され、数々の誘惑によってモラルをはぎ取られながら次第に権力の中枢に取り込まれていくのだけれど、土壇場で彼は何とか踏みとどまり、多分自分自身の人間性や道徳を守るために戦いを挑む、というお話のようです。
 
 若くて善良な西洋の青年に、「外」から降りかかる数々の誘惑と、彼の「内」にある人間性との戦いという、そのなんというか、どう描いても「オリエンタリズム」世界観丸出しになりそうな映画としか思えなくて、勿論この手の映画は昔から沢山あった訳ですが、イラク戦争が泥沼化して、イランや北朝鮮の問題もある最中に、この映画でアカデミー受賞というのは、私としてはかなり背筋が寒くなりました。だって、映画って影響力大でしょ、やっぱり・・・

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