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2007年9月24日 (月)

世界の図書館

 今日はてなブックマークで知ったこのサイト。あまりに素晴らしいのでリンクさせて頂きます。

 「そんなあなたに」様の「人類の叡智の宝庫、世界中の美しい図書館20」

http://snnantn.blog115.fc2.com/blog-entry-55.html


 気合いの入った建造物です。肯定的な意味でいうのですが、知識と情報を集めて保存する事が出来る「力」の誇示と申せましょうか。まさに国力かけてますという感じ^_^;

 あまりに感心してしまったので、新聞や書籍などでよく読む、「日本では図書館の位置づけって低いのよね」というお話について、ネットで調べてしまいました(若干補足しました)。

 それでWikipediaというのも何ですが、「司書」の項(リンク)に


一般に、日本に近代図書館制度を伝えた欧米においては、司書の有資格者は相当高度な専門職であるとみなされている。例えば、アメリカ合衆国·カナダでは、アメリカ合衆国図書館協会 (ALA) によって認定されている専門職大学院の課程を修了しなければ、司書となる資格を得る事はできない。
 


 と日本における司書に関する課題という項目の中に書かれていました。専門性が保証されたり地位が高いだけでなく、活用状況も違いそうな気がしてきました。

 これアメリカの国会図書館にあたる、Library of Congressのサイトです。

  http://www.loc.gov/index.html

誰でも使えるというより、教育を発信してるような感じ。そう言えば図書館だけでなく、博物館や美術館も積極的に持ってる情報を発信してますよね。税金の使い方にチェックを入れると言われている有権者にその存在をアピールする為かもしれないけれど、その根底には知の独占は宜しくないという民主的な考え方もあるのかも。

 ちなみに日本の国立国会図書館のウェブサイト。

  http://www.ndl.go.jp/jp/help/faq.html

 一見地味です。でもウェブで戦前の国会議事録まで調べられるのだから、頑張ってはいますよね。
私がコンテンツを見つけてないだけの話でした。「電子展示会」、おおっ、です。それにサイトも判りやすくて使い易いです。これで迷ったのは完全に私の落ち度です(汗)。派手ではないけど充実してますねえ。このサイトは入り浸りになりそうです。

 だってにもかかわらず政府の認識がこれですもの。

 平成18年に出された自民党の「国立国会図書館の独立法人化」案。

 http://www.jimin.jp/jimin/gyo/katsudou/h18/180210.pdf

 この案では国会図書館館長などの給与がバランスを失する位高いので見直す(1頁 1当面の措置 (1)給与等の見直し)とか色々あるのだけれど、国会図書館法に明記された

 ○2  館長は、職務の執行上過失がない限り在職する。館長は、政治活動を慎み、政治的理由により罷免されることはない。館長は、両議院の議長の共同提議によつては罷免されることがある。

 (第四条 ○2 ) 

 にあるような独立性の保証はどうなるのでしょう^_^;

 これは知の独占なのでしょうか、それとも認識不足による知の破壊?これは新聞にも出て騒ぎになったし、日本図書館協会も意見を出しました。

 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/kenkai/index.html

 国会図書館自体も声明を出して反対してます(リンク

 今、どうなっているのでしょう。この案^_^;
 決して取り越し苦労ではないと思うんですよ。現にこういう議員もいらっしゃるので

第166国会 内閣委員会 平成19年2月21日

 自民党戸井田とおる議員の質問
 

昨年の本委員会でもって、国会図書館というのは、国会議員が国政調査のための資料をそこに集めてあるわけでありますから、そこで調べていくと、間違った資料をもとに間違った考えを頭に植えつけて、結果的に間違った法律をつくるというようなことになると国民に迷惑がかかるし、ここらのことは非常にスピード感を持って解決していただきたいなと。

 それに対する黒澤館長

当館がみずからの判断に基づいて資料の利用を制限したり、誤りであると判断することは、国民の人権の侵害につながるようなことになるのではないかなと思います。

 資料のある場所は衆議院HPの議事録(リンク
 
 法律は国会を通らないと施行できないので、間違った法律ならば議員が国会で廃案にすれば良いだけの話ではないでしょうか。^_^;

 やっぱり図書館は大切だと思います。多少お金かかっても、質の良い職員を老いておくべきでしょう。だって共産党の佐々木憲昭議員のブログ記事にこんなのがありましたから。

日本共産党 衆議院議員 佐々木憲昭の「 憲 昭 e た よ り 」

  「秘書が語る"今週の憲昭さん」(リンク

 私が秘書になって間もないのころ、ベテラン秘書から「省庁に資料を要求すると、次の質問の手を読まれてしまう。国会図書館は秘密厳守だし、ありとあらゆる情報が手に入るから、図書館を積極的に利用しなさい」と教えてもらいました。 
 資料を提供してくれるだけではなく、「あるテーマについて勉強したいので、報告を…」とお願いすると、専門の調査員が問題点を整理して、さまざまな角度から報告をしてくれます。


 昔は、図書館というものは富を握った人が資料を集めてそれを誇り、自分たちだけで独占できる、いわば力の象徴だったのでしょう、勿論今はそうではないですが偉容を誇る建物を見て図書館の重要性に思いを馳せるのもいいかな、と考えた次第です。

 最後にどうせなら、使い倒そう国会図書館

という事で使い方集めてみました。

ITmedia
おとなの図書館活用術【東京編】

「前携帯の日々」

 「戸惑わず,腹も立たない国会図書館の利用法」

  もっと最後に国会図書館第57回常設展示から
 「民主主義 そして図書館―金森徳次郎,中井正一著作から―」
の冒頭説明の一部を引用しておきます。

 日本国憲法が謳う民主主義と、国立国会図書館との間には一見繫がりがないように思われますが、実は当館の設立はこれと深くかかわっているのです。 国立国会図書館初代館長 金森徳次郎は憲法担当の国務大臣を務めた憲法学者。一方、国立国会図書館初代副館長 中井正一は戦時中、反ファシズム運動にも参加した美学者。この二人を中心とした人々が、戦前の反省から、日本の民主主義を支える存在として図書館に期待を託しました。 そこで今回は二人の著作を展示することにより、先達の思想を振り返り、民主主義 そして図書館について考えてみたいと思います。


追記です

 10/7にこんな記事がでました。
「天漢日乗」「大学図書館崩壊 司書を時給1000円でアウトソーシング

 こんな事して良いのでしょうか。ここをケチるなんて。まともに資料も提供できない大学。学生のレベルが落ちたらそれこそ大学の存在そのものが危うくなるのに。

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コメント

アメリカの国会図書館で思い出だすのは、大昔のアメリカ映画「大統領の陰謀」の中での、実在のワシントン・ポスト紙の記者でもある、バーンスタインとウッドワードが、資料を調べるシーン。資料を丹念に調べる、彼ら二人を、上から写して、それから、カメラは、徐々に、ズームアウトしていく。そこには、放射線状に、配置された美しい図書館の座席が、映し出される。

大統領の陰謀 - goo 映画
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD5664/index.html

JohnClark様


 あれはあの図書館だったんですか。微かに覚えてます。壮大な図書館ではなかったでしょうか。
「大統領の陰謀」と聞くと何故か編集長の顔と、駐車場でごそごそ話しているシーンしか思い出さないんです。

 今日よく見たら日本の国会図書館サイトも充実してました。クリックする場所を間違えていた模様です。ネットで簡単に迷子になれる人間なので気がつかないコンテンツは山のようにあるのでしょうね。あ、記事も訂正しておかないと(涙)

>駐車場でごそごそ話しているシーンしか思い出さないんです。

だいぶ前に、田舎のTVで、初めて見た時は、天気が悪くて、写りが悪かったので、駐車場のシーンは、顔なのか、なんなのか、わからなかったです。ディープ・スロートなんて、とんでもない、ニック・ネームの情報提供者でしたし。当時のFBI副長官だったマーク・フェルトが、デープスロートだったそうですが。


ところで、新しく、ポータルが、みたいです。

国会図書館、約800万件のデジタルデータを検索できるポータル「PORTA」
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/10/16/17199.html

JohnClark様

 そうそう、今年?去年?新聞を賑わせましたよね、ディープスロート。映画のどうでも良いシーンは覚えているのに実際の報道はいつだったかさえ思い出せません^_^;

 >>国会図書館、約800万件のデジタルデータを検索できるポータル
 これ、私もはてブ経由で今朝知りました。
まだ登録してないんですが、ニフのクリップにはとめておきました。
はてブは登録してないので、というかはてブはほとんど使い方が判らないので(笑)

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