メニレット♪
どどーん。
ちょっと画像がぶれているのは私の手が震えているからです。めまいが近づかないと写真撮れないでしょ。頑張りましたσ(^◇^;)
いつもお世話になっているメニエール治療薬、メニレットはゼリータイプのお薬です。勿論大人用です^_^;
フタを開けてみましょう。
あたかもコーヒーゼリーのようではありませんか。しかし、これは断じてコーヒーゼリーではありません。もしメニレットとコーヒーに共通点があると仮定するならば、共に苦いとは言えます。またこの薬は能ある鷹なのか、普段はその苦さを隠しているのです。めまいがそれほどではない時に服用するとたいした苦みは感じないのに、めまいが危険領域に達し始めてから慌てて飲んだりすると、あたかもベールを剥ぐようにその苦みを炸裂させるのです。
めまいが始まってから服用した場合をお伝え致しましょう。
一口口に含めば、苦さに「ぐふっ」と咽せます。
噛みしめれば、めまいと共に震えの来た体がより一層震えだします。
飲み終わって慌てて口を水で漱ぐと残った苦みが甦り、水と共に一気にお口の隅々まで行き渡ります。
その半端ではない苦さ、これをどうやって克服するのか?製薬会社は考えました。
「そうだ!苦さの10倍甘くしよう!」
極限をひた走る苦みと、極限を超えてしまったかの様な甘味を一つのポーションにぶち込んでみる!
素晴らしい考えです。エクセレントな発想です。凡人には間違っても考えつかない発想です。
こうしてメニレットは極端と大極端が同居した、日々人間の味覚に挑戦状をたたきつける薬となったのです。有り難いことです。
地獄の様に苦く
マスカットぶどう酒より甘い。
コーヒー、コーヒー、コーヒーは止められないわ。(バッハのコーヒーカンタータより)
コーヒーが地獄なら、私は何処にいるのだろう・・・(-_-)
と冗談めかして書いておりますが私にはかなり効きます。飲みにくさは慣れると案外平気です。というよりめまいに比べたらこの程度の苦さ、苦さのうちにもはいりません。
でも1包180円(薬価で、保険では3割)なので一日一回か、めまいになりそうな時に服用しています。これでめまいの阻止、または軽くすることが出来ます。もちろん人によって違いますので私の場合です。
この方法が効くのなら続ける価値はあると思います。何故なら一度起きためまいは次のめまいを誘発しやすいというのが私の経験からでた結論だからです(メニエール歴数十年、足腰が立たなくなって寝たきりになったのが5年前。現在は少し持ち直す)。めまいさえ起こらなければ軽い運動も出来て筋力をつける事もできますが、めまいと激痛が続いたのでは めまいで動けない→筋力が落ちる→更に動けずストレスが溜まる→めまいが起きるの悪循環に落ちるだけです。この悪循環から逃れるためにも効く薬は恐れず飲んで下さい。メニエールで自殺した人は多いですが(ゴッホはメニエールと言われている)苦い薬で死んだ人はいません。
« 完全脱線さまよい旅 | トップページ | ケネス・ブラナー版 「魔笛」 »
「イタとほ日記」カテゴリの記事
- お手々が痛くなった話(2018.10.22)
- 昔々の首輪ネタ(2012.01.27)
- 舌切りぽんず(2011.03.27)
- 涙のMRI(2009.07.31)
- 今日も病院へ行ってきた(2009.07.15)
メニレット、どう見ても、コーヒーゼリーに見えます。
ゼリーと記載されているので、冷蔵庫で冷やして服用するのですか。
めまいの症状によって苦さが変わるというのが凄いです。
苦い薬は苦味が口の中に残り続け・・・、錠剤で糖衣だったら飲みやすいのではとふと思いました。
今日(もう昨日)は何とか仏子(ぶし)までたどり着きました。
仏子ではなく、もより駅のエスカレーターで危なかったです。階段部分の縦縞とあまりの暑さで。電車内が涼しかったのと座れたので事無きを得ました。乗り換えが多かったので、ダンナに途中でひっくり返らなくて良かったねと言われました。
ヒッチコックの映画に「めまい」という作品があるそうですね。
投稿: はるぴょん | 2007年9月23日 (日) 00:15
はるぴょん様
無事にたどり着けて良かったです。ご主人様の仰るとおり乗り換えを上手く切り抜けられたのも。
イソバイドの粉もあるのですが、飲む量が多いみたいで、粉時代から飲んでいる人はこのゼリーはとても助かると言ってます。
>>ヒッチコックの映画に「めまい」という作品があるそうですね。
ジェームス・スチュワートとキム・ノバクがでる映画ですね。スチュワートが高所恐怖症という設定なのです。塔の中にある階段、今見たら目が回るかもです(涙)
投稿: ぽんず | 2007年9月23日 (日) 16:53
描写表現が、お上手ですね。その表現力を、是非、ピアノに、、、、、、って、大きく、逃げよう。
投稿: JohnClark | 2007年9月24日 (月) 09:56
なるほど、ゼリーにするのにはちゃんと理由があるのですね。
息子が飲んでいた喘息の薬は飲み込まないで、ガリガリ噛むというタイプのものでした。
年を取ると薬の服用が大変になるそうです。
粉末だとむせる。錠剤だとのどにひっかかる。
友人がおじいちゃん(彼女のお父様)を介護している時に言っていました。
水薬が一番なのかな?
動物病院では水薬を使うのでしょうか。
友人宅で、診察券やくすり袋にワンちゃんの名前が書いてあるのを見たことがあります。敬称は殿でした。何か人間と同じで見た瞬間、笑いました。
投稿: はるぴょん | 2007年9月24日 (月) 15:37
JohnClark様
>>その表現力を、是非、ピアノに
去年の秋、ドラマを見てどうしてもピアノを弾きたくなり、十数年ぶりに弾いてみたところ(平均律の4声)、曲は脳の感覚として覚えているようなのですが、体がついていかず指が腓返りを起こしました^_^;
>>って、大きく、逃げよう。
私も逃げたくなりました(笑)。
はるぴょん様
そういえばうちの母も錠剤がひっかかって飲みにくいと言ってます。私も時々飲みにくいんです(T.T)
動物病院でも水薬使います。というか粉末を水に溶かしてスポイトで飲ませるのですが、甘いにもかかわらず、「うちのが飲まない~(T.T)、お砂糖入れていい?」という飼い主さんの相談を待合室でよくききました(笑)。
>>敬称は殿でした。
(笑)。最初に何々様と飼い主の名前があって、次に○○号とある薬袋が昔ありました。今は猫と犬のかわいいイラストがあって、名前は○○ちゃん、になっているののが主流ではと思います。
投稿: ぽんず | 2007年9月25日 (火) 07:56