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2009年4月26日 (日)

豚インフルエンザと医療保険(追記あり)

 アサヒ.コム 豚インフル「国際的な緊急事態」 警告レベルは維持(リンク

 ニューヨークとニュージーランドの高校生達が豚インフルに感染したのか普通のA型インフルエンザなのかは判らない様ですが、豚インフルエンザと確定しました。さすがにここに至ってABCテレビも扱いが大きくなりました(リンク)。
ちなみにちょっと前のABCテレビのニュース(リンク
 落ち着いて淡々と伝えている感じ。サイトでの扱いも地味目(トップだけどかなり下の方)です。

CNNは朝から煽ってましたが(リンク


 ただ私としては、WHOの初動は遅い気がしますが、病気自体は低弱性の様なので今はそれほど心配はしていません。
メキシコの豚インフルと確認された死者数は20人(WHOは10人と発表)ですし、アメリカの感染者は全員軽症なので、感染力は強かったとしても、死亡率は鳥インフルよりは低い気がします(素人考えですし、これから出てくる情報によって180度考えが変わる可能性は大ですが)。

 しかし感染者の出た国が気がかりです。

 アメリカの医療保険は一体が高い上に、個人の窓口負担が更に高い場合があるのだそうです。会社で入っている大口タイプに比べ、個人で加入した場合は負担分はとても高い(不整脈で緊急検査入院したら数百万請求されたという話を聞いたことが)そうで、そんなに高いと医療機関に気軽に行く習慣があるのかが不安です。
特に去年の金融バブル崩壊で職を失った人の中には、保険に入れても医療費を払えない人も多くいる気がします。
そんな人達が、自分がメキシコに足を踏み入れておらず、自分の周りでメキシコ帰りの人がいた事を知らなかったとしたら、酷く咳き込んでいてたとしても下手に受診してお金をかけるより市販薬で治そうとする可能性は大です。

鳥インフルエンザの時にベトナム政府はかなり強力に封じ込め作戦を繰り広げた結果、拡大感染を防げた訳ですが、アメリカの様にごく一般の人でさえ既に医療機関から遠ざけられている様な国で同じ事が起こったら、政府が感染を確認する前に爆発感染が起こっている可能性も否定できない気がします。

最大の災害はいつも人災。


 4月30日追記

 BUNTENさんの記事「パンデミック対策に足りないもの」(リンク
で、医療制度からこぼれ落ちた貧困層からの感染拡大懸念と、採るべき対策案が書かれています。
私もアメリカの医療保険に入れない低所得者層については念頭にはありましたが、敢えてミドルクラスを例にとって記事を書きました。何故ならば、すぐ側に暮らしていても、低所得者そうと聞くとあたかも別世界の話の様に感じてしまう人が多いからです。
しかし上に書いたミドルクラスジョブシーカーの例を考えれば、決して低所得者に限った問題ではありえません。アメリカにおいては、中流と呼ばれるクラスの人でさえ、医療からはじき出されている現実があるのです。そしてその国で感染者が増えているのです。

 米CDC(Centers for Disease Control and Prevention )の豚インフル関連ページをざっと眺めてみましたが、感染者の医療費は只とは書かれていませんでした。感染拡大防止には一番大切かつ必要ななことだと思われるのに(リンク

 皆保険ではなく医療から遠ざけられた人が多く存在する社会は、何かあったときに感染が広がる危険をはらんでいる社会です。

 追記終わり


 
27日追記
 アメリカでは3月にメキシコ旅行から帰った女の子が発症していたそうです。それからでさえ(メキシコでは既に感染が広がっていたでしょうから)1ヶ月近くメキシコ政府は何も措置をとってなかったのですよね。
今のところ抗ウイルス剤が効いているようですが、感染者がどっと増えて薬の在庫が底をついたら大事です。
海外旅行を予定していた人はキャンセル料払う覚悟を決めた方が良いかも、です。飛行機の機内は湿度が低いのでウイルス増殖にはよい環境なのだということは、留意した方がよいと思います。勿論、今機内で爆発感染が起こっているとか、鳥インフルの時に機内感染で拡大した(一例ありましたが)などというつもりはありませんが。

5月19日追記
 国内で新型インフルエンザ治療を受けた場合は、医療費の自己負担はないそうです。
また現在保険証ではなく資格証明書しか持っていない人でも、発熱外来では窓口3割負担でよいそうです。

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コメント

アメリカの医療保険の問題は、未来のの日本の姿、というのは、今は、昔の話で、たいして変わりが、ない気がします。数ヶ月前のTVでありました。

クローズアップ現代
3月12日(木)放送予定
病院に行けない子どもたち
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku2009/0903-2.html

国は去年10月、保険料を滞納し「無保険」状態に置かれている子どもが3万人以上にのぼると発表。救済策として、今年4月から、そうした中学生以下の子どもに対し、一律に保険証を発行する方針を打ち出した。しかし、それでも3割の医療費自己負担分が重く、病院に行けないままの子どもが相当数に上っている

JohnClark様

 言われてみれば確かにそうでした。
そして被雇用者保険の場合はまだしも、自営業者などの国保は自治体の財政難から、予防の為の予算や公立病院の削減などで結果的に総医療費が膨らみ(北海道はそうなのです)、それが保険料を押し上げて更に払えない人が増えるという悪循環を生み出してます。
尤も国保に関しては去年まで高齢者を一手で引き受けていたため、数十年前から自営業の人には厳しい(5人家族で年35万、東大阪市)、んなもん払えるか!な金額だったのですよね。
右肩上がりの経済成長下、個人の神業的な努力でなんとかなっていたものが、この不況と所得減で人知も尽きた状態というのが、今の日本なのでしょう。

そしてこの非常時に政府は何をしているかというと
「感染者に近づけばメールが届く 携帯電話で秋にも実験」(朝日新聞)
http://www.asahi.com/business/update/0502/TKY200905020184.html

これが強毒性なら、政府なんぞお願い~死んで~と思いますよ(涙)


ただ、民間保険で医療費天井知らずの米国とは違って、日本は保険の縛りがある分、まだ救われる部分はあります。
去年の後期高齢者記事で調べ回った時の受け売りなのですが、米国で保険を使っての窓口負担より、全額負担で日本の医療を受けた方が安いそうです。

保険料とその負担額に、着目されたのですね。ふむふむ。ウェイトが高いのは、保険のほうですかね?。

>米国で保険を使っての窓口負担より、全額負担で日本の医療を受けた方が安いそうです。

AIU調べ盲腸の手術負担額なんて、わかりやすい例ですね。
http://aiuhoken.aienu.jp/iryo_mocho.html

この「新インフルエンザ」ですが、高齢者の重篤な患者さん、というのは、あまり、耳に入りませんね。どちらかというと、若年層が、多いですね。高齢になると、いままでのインフルエンザの抗体が体になるんですかね?とすると、私たちの年代は、微妙なところなのでしょうか。。。とにかく、その10代が、病院に行けないのですから、パンデミックになる要素は、ここにも潜んでいますね。

若年層が罹ると重篤になるのに、タミフルとかが治療薬ですが、10代の患者に投与すると、副作用が怖いですよね。これくらいの年齢のお子さんを、お持ちの人たちにとっては、心配事は、堪えませんね。

真実は闇の中ですが、帚木蓬生(ははきぎ ほうせい)の小説「アフリカの蹄(ひづめ)」の様なことは、この小説だけの話にして欲しいですね。今回の世界的な事件は、この小説を現実化したみたいで、怖いですよ。


JohnClark様

>>保険料とその負担額に
 げっ、私両方に着目していなかったでしょうか???

>>会社で入っている大口タイプに比べ、
>>個人で加入した場合は負担分はとても高い
 良かった、してあった(笑)
いえ、パンデミックと医療保険の不備という観点で書いたつもりで、しかもパンデミックと貧困の記事にTBしてしまったので、ずれたTBしたかと顔から血の気が・・・(大汗)

 「アフリカの蹄」については読んでないのでJohnClarkさんのコメントの意図が判りかねるのですが、高齢罹患者はいないという言及から、人為的ウイルスばら撒きということなら、WHOの豚インフルの呼び方変更は不穏ですよね。ウイルスがどういう由来か判らないと言っているのですから。

あまり、私のコメントに神経質にならずに。( ̄Д ̄;;

パンデミックも、医療保険の不備も、貧困も、全部つながっていますよ。


「アフリカの蹄」は、今、読むと、怖いです。

アパルトヘイト(人種隔離政策)のある某国で、一部の極右なグループが、世界中から絶滅した筈の「天然痘ウィルス」をバラマイテ、黒人社会を滅亡させようと。。。でも、白人の子供たちには、前年に、ワクチンを接種させていて。その陰謀を知った脳外科医で留学中の日本人医師が、貧民街の医者と協力しながら、隣国経由で、CDCから入手したワクチンを、運んで。。医学ヒューマン・サスペンスかな。山本周五郎賞受賞などを受賞した作者は、九州大の医学部を出たお医者さんです。

メキシコのウィルスって、ギリアド・サイエンス社に頼まれた誰かが、実験的に、隣国の貧困の村に、ばら撒いて。風が吹いたら桶屋が儲かるではないですが、ウィルス流行ったらギリアドが儲かる。って陰謀説も有りますから。

JohnClark 様


>>ウィルス流行ったら
 このオチに受けてしまいました(笑)

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» BUNTENさんのエントリーが注目を集めているので [しいたげられたしいたけ]
微力ながら私も支援トラバ。 ■[医療][格差][貧困][福祉]パンデミック対策に足りないもの そういうわけで、国にあっては、緊急に 1.保険証取り上げ政策を少なくとも一時的に停止すること。低所得者への医療費補助を行うこと。 2.ホームレス者を把握の上緊急に保護を行うこと... [続きを読む]

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