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2010年7月22日 (木)

久々の『家庭画報』

 先日通っている医院の待合室で、『家庭画報」をじっくり読んでしまいました。『家庭画報』と言えば、信じられないお値段のお品紹介や観光地など目もくれない旅行記事という、並外れたセレブ力と高飛車さ加減で、歯医者さんの待合室でたまたま手に取った若き日の私を心底震撼させた雑誌なのでした。あの飛びっぷり、他の追随を許さなかったなあ・・・。
そんな畏れ多い雑誌を久々に手に取り緊張気味の私。どんな恐ろしい世界が繰り広げられているのかと思いきや、意外にもあれれ???だったのでした。

 有名人の母と娘記事では、他者は絶対マネできない特殊ぶりは影を潜め(ないこともないのに何故か強調しない)「完璧な専業主婦」などという、妙に射程距離の短い文言があったり、「今人気のバラと暮らす」では、紹介されたお宅こそ、「な、何これ?」的な衝撃を与えるものの、そこに続く「貴女もバラの世界へどうぞ」なお買い物の手引きには、銘店ではあるのでしょうが、ネット販売可みたいな使えるお店がずらずらと載っているだけなのです。
かつての『家庭画報』ならそれこそ「やはりこの店の品数と品質は・・・」の一言を添えて、「英国園芸家協会会員限定種苗店(所在地ロンドン郊外)」みたいな(あるかないか知りません、私がいま適当に作ったので)、そんなお店でどうやって買い物しろと?と叫びたくなる店揃えだった様な気がするんですけど。現在のは優雅に笑ったマダムの目だけ笑わず値札みてる様な、実用性というか現実味が滲み出すぎている風に思えるわけです。

 昔の(20数年前です)のあの飛びっぷりは何処へ行ってしまったのかしら。世知辛い今の時勢を反映してしまったのかしら、あの『家庭画報』が・・・。

 などとつらつら考えてみたら、私が読んだ頃はバブル直前だったのですね。
思い起こせば、『家庭画報』だけだったかはさすがに記憶はないですけど、「地味な和服を優雅に着こなし、並んだ名前にひぇーーーとひれ伏す様な文人墨客と文通している(それも筆と墨で!)、隠れ家的京都の老舗旅館の女将がその半生を語る記事(勿論旅館名もおかみの名も勿論私は知らない)とか、現松本幸四郎夫人のインタビューだけ載せて(「私が○○を使い始めましたのは・・・」)商品の説明や写真は一つもないという、当時まだ日本ではマイナーだった某国有名化粧品の広告があったりという、そんなもの読ませてどうすんの?的記事が満ちあふれていた様な気がします。料理ののったお皿の値段が一万数千円とか(勿論一枚で!)。
そんな、今思えばちょっとどうかと思う時代の雑誌と、現在の雑誌を比べて、地味、とか地に足が着きすぎ、とか文句言ったら申し訳ない気もします。

 でも、ちょっと懐かしいんですよね。
読んでるだけなら、
それを手本に実行しようとしさえしなければ、
その突飛ぶりがもの凄く面白い雑誌だったんですけど・・・。

私、当時でさえ、あの雑誌はお笑いの部類であり、これを本気で受け止めるような人は、たとえ大富豪であろうといないに違いないと思っていました。でもこれも今考えると、ひょっとしたら真面目に受け止める読者がいたかもしれない不安を感じます。大金持ちでは多分無く、大金持ちを目指して闘志を燃やしている人達なんかで・・・。

 本当にいたのかも。でなければ、バブルなんて起こりようがないもの・・・。あの時代、みんなで血道を上げて「上」を、それも「上」の形だけを目指していた感じがありますもの。あの当時型から入ってではなく、型しか入るものが無かったかのように。
あれから20年、今漸く型から出ることが出来ていたらいいのですけど。

 私どうだろ。『家庭画報』はさすがに住む世界が違うのでマネしようがないから無事でしたが、もっと身近なものだとはまっているかも。

 20数年、変わらずそのままな私のお脳みそなのか?(;^_^A アセアセ

家庭画報 5月号(リンク

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コメント

家庭画報と言えば、明治の昔からあるのでは?
というくらい歴史のあるご本でございましょ…
まだ小娘だった私がちらちらと覗いて
卒倒しそうなゴージャスさでございましたねぇ。

他の雑誌とは比べ物にならぬ重さ(coldsweats01)
驚きでございました(もちろん内容も…happy02)
近頃、やや庶民地味ておりますけれど
やはり重みはございます。

ぽんずさまと同意見でございましてよ。
ワタクシの脳みそ、20数年変かなしって
事かしら?(畏縮はしてるかも)

りく、側で楽しく遊んでおりまするhappy02

えびこちー様

>>卒倒しそうなゴージャスさ
 えびこちーさんもそう思われます?やっぱり卒倒しますよね、あれ(笑)
ちなみに昨日ネットで調べたところによると、
古いのは婦人画報のほうで、家庭画報は昭和30年代の創刊らしいです。意外でしたわ~。

>>近頃、やや庶民地味ておりますけれど
おお、やっぱりそうなんですか。
待合室限定なので断定は出来かねたのですが(断定してるじゃない(笑))、さすがの家庭画報も失われた20年で無傷とは行きませんでしたか。

>>畏縮はしてるかも
 これを忘れておりました。私の場合ラクナ脳梗塞とかいう空洞もできているかもです。
やだわ、書いていて笑えない(汗)

>>りく、側で楽しく遊んでおりまする
 いやーーん。
これこそが、リッチ、ゴージャス、セレブリティでしょう。
うらやましい(涙)
 

今朝は子猫の鳴き声で目覚めましたが
その声は「りく」ではなく
「りゅんりゅん坊ちゃま」なのでございます。
坊ちゃまはもう1才3ヶ月~1歳半ぐらいのはずで
ございますが…お声は子猫声。
やはり大型猫種で成猫まで3~4年かかると
物の本に載っておりましたが、その通りかも。
おっとり、のんびりと成長なさっておりまする。
見た目はゴージャス、性格は優雅。
何故我が家のような庶民の家庭に?

「りく」と一遊びされて行倒れてらっしゃいます。
2~3歩歩いてばったりと倒れるお姿を
よく見かけます。庶民の暮らしは
疲れるのでしょうねぇcoldsweats01

えびこちー様

>>何故我が家のような庶民の家庭に?
>>庶民の暮らしは疲れるのでしょうねぇ
わはは(爆)
優雅なりゅん様の姿が目に浮かびます。
りゅん王子はえびこちー家とにゃんず軍団が好きだから来たのでしょうが、やはり高貴な性格から疲れてしまわれるのでしょうか(笑)

うちの故猫せいねもよく深いタメ息をついていました。我が家は大庶民なので何かと合わない部分があったのだろうと・・・(笑)

うちの町内会長さんちに
かーくんとほぼ同じ月齢の、よく似たニャンが
住んでらっしゃるんですけど(首輪もピンク)
先日所用でうちにいらっしゃった折に
スキをついて脱走したかーくんを
『自分ちのニャン』だと信じて連れ帰られた
町内会長さん…。お家に戻ってビックリsign03coldsweats02sweat01
お家にはニャンが在宅。御子息にうちニャンだと
説明された会長さん慌てて連れて来て下さいました。
よ-く見ればかーくんの方がやや明るめのサバトラcat
でもよそんちの猫の模様などあまり見ませんし
パッと見にソックリなので間違えられた模様。
私も時折ドキッといたしますが、
かーくんの方がやや発育しているようでございますcoldsweats01

本日は夕立が発生いたしましたが
ポイントがずれていたようで少し降っただけ…
帰って蒸し暑くなりましたcrying

えびこちー様

 (爆)
そんな出来事があるものなのですね。
いくら似ていても、おうちに連れ帰る道中で気づかなかったのでしょうか(笑)
「色が薄いのは光線の加減かな?」とか思って気がつかないものなのでしょうねえ。
実は私も人間や猫の顔を覚えるのが苦手で、猫の方から私を見分けてくれたので、色々助かりましたが(汗)

>>ポイントがずれていたようで少し降っただけ…
 こちらも今ぱらついたのに、それで終わってしまいました。藤が枯れかかってます(汗)

おんや~~変わりましたねぇ~happy02

今朝ですね、絵咲木ママより電話がありまして
「娘の友達がオスの子猫を探してるんだけど…
りくちゃんはやりたくないよねぇ…」
「りく」!?「りくはちょっとぉ…coldsweats02」と思うえびこちー。
お子達は夏期講習で学校に行ってるので即答できない。

仕方ないのでanimal walkさんのところの5匹の猫ちゃんを
ご紹介してしまいました。(天annoyを紹介しないあたり意地悪?)
そうです、その瞬間に「りく」は5番隊員決定。
まぁ我が家も2人減りましたし、1匹増えても問題ないでしょう。
亡き父母も黒猫のくろこさまは好きでしたし…

町内会長さんもさることながら、えびこちーだって
happy02飼い長さんちの猫に合う度に玄関の世情を確認に戻るんですけど…

えびこちー様

 変えてみました~。2年以上前に作ったCSSなんですが、貧相だし読みにくいです。
赤い枠線を直したいのですが、もう気力もないし、第一老眼が・・・(爆)

りくちゃん、正式に隊員決定ですか。

>>亡き父母も黒猫のくろこさまは好きでしたし…
かわいいですものね、黒猫ちゃんって。
幸福を呼ぶりくちゃん、えびこちー家に一層の幸せがきますように。

>>えびこちーだって
 似てるとそうなりますよね。猫ちゃんは外にいるときは緊張して顔つきが変わりますし。
猫が脱走しないおまじないってないのでしょうか。
うちの猫が死んだときに、「ああ、これで脱走に怯えずに済む」と心底ほっとしました。左目は悲しみの涙で、右目は安堵の涙でした。本気で(笑)

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