先日来の懸案になっていたおはぎ作成計画、本日遂に挙行いたしました。
読み直してみれば前記事では書き忘れてしまったのですが(ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!)、餅つき器を使えばおはぎなんてちょちょいのちょいなのです。
と、思っていたら甘かった。
随分使っていなかった餅つき器を、出してきて綺麗にするまでは大変ではあったけれどまだ順調だったのです。問題はこの後。
うちの餅つき器は少量だと蒸しムラが出来る事をすっかり忘れていたのです。一合では少なすぎて上手く蒸せない(涙)
巨大に重い餅つき器を出した後で挫折するのはあまりに悲しい。なので頑張って何度も蒸して(これがほんとの『蒸し返し』嗚呼哀愁のオヤジギャグ)、やっと「つく」行程へ。わざわざ餅つき器を出したのはこれを自力でやりたくなかったため。これで米粒の半分くらいが残る程度につき上げれば土台は完成なのです。
ねっとりつきあがっていく生地を見て、ふとうるち米を入れ忘れた事に気がつく私。
これはまずいと大慌てで炊飯器のご飯を入れる私。理論上は良いはずだけど、果たしてそんな事をしていいのか?
取り敢えず良かったようで、見た目普通の生地が完成。
この後は餡を包みながら手早く形を作っていけばよいのです(今回は中にあんこを入れ、外はすりごまをまぶしました)。
ここで問題発生。餅米にお塩を入れるの忘れてました。しかも既にあんをくるんでしまいました(涙)
この状態では如何ともしがたく、やむなくそのまますりごまコーティングへ。もうやぶれかぶれです。おはぎ一つでここまで無残な事になるなんてーーー!
と絶望した割には見た目は普通のごまおはぎが完成し、家族Aとお味見したところ、なんと!手作りあんこの威力でしょうか、味も普通以上に美味しかったのです。塩忘れも餅米の味が効いていて気にならなかったし。これは奇跡に違いない。
大喜びでおはぎを持ってお墓参りに行ったと思うでしょ?
実は持って行けなかったんです。母は美味しいと断言したのですが、製造過程をつぶさに見ていた私としては、あれを持って行くなんて空恐ろしくて・・・フキフキ "A^^;
お墓参りから帰り、お茶を淹れてゆっくりおはぎを味わえば、これがまた心底美味しいのです。これを持っていかなかったなんて。何故奇跡を信じなかった(涙)
しかもそんな恐ろしい製造工程を経た食品を、お仏壇にはお供えしていたのです。
何を考えているのでしょうか、私(号泣)
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