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2011年4月 4日 (月)

百億円を越える予算規模で、400万円の非常通路を何故『遺言』とまで言って頼まなければならなかったか(社会ネタ)

3月29日付けの朝日新聞
「市議の「遺言」、非常通路が児童救う 津波被害の小学校」

 岩手県大船渡市の海沿いの小学校に、津波から逃れる時間を短縮する非常通路をつけるよう提案し続けていた市議がいた。昨年12月、念願の通路ができた。市議は東日本大震災の9日前に病気で亡くなったが、津波にのまれた小学校の児童は、通路を通って避難し、助かった。

 本当によい話なのですが、この通路の設置費用は400万円なのです。そして大船渡市の今年度予算は検索画面に出た毎日新聞記事の要約によると

2011年2月25日 ... 大船渡市:新年度一般会計予算案 今年度当初並み、積極型の187億円 /岩手. 大船渡市は24日、総額187億4000万円の11年度一般会計当初予算案を発表した。防災センター整備などの大型事業により、過去最大だった今年度当初


 記事全文はこちらのブログに(リンク) 

  
予算規模187億円以上もあり防災センターという大型事業もあるのに400万で出来る避難通路を何故遺言とまで言って頼まなければならなかったのか。

 これは私の推測と独断ですが、多分国の補助金の適用規格にこの避難通路が合わなくて、全額市の自腹予算だったか、補助金適用のため四苦八苦したためなかなか実施できなかったのだと思います。
国規格の防災センター(間違いなく補助金は付くし地方債も発行できる)は造れても、補助金無しの事業には自治体はとても慎重です(長野県の例ですが)。だからこの非常通路も遺言とまで言って設置を訴えた平田市議が居なかったら永遠に見送られていた可能性が高いと思います(遺言と訴えたのは08年。完成は去年。)。

 防災予算に力点を置かない自治体はないと思います。でもその中身がニーズに本当にあっているのかは、予算額とは別問題なのです。個々の実情に即した本当に必要なものは、国が一律に定めた補助金要件とは多分合致しない場合が多々あるのです。
国からの補助金事業を見直して、地方が自由に使える交付金の割合をもっと増やせば、こんな問題も減るのでしょうが。


追記

「逃げる意識」培い被害最小限 宮古・角力浜町内会 岩手日報(リンク
きめ細かい防災訓練は必須なんだと実感。
白状しますと、うちの自治体も防災工事にはお金使ってるんですけど、防災訓練は年に一度、組長さん位しか出席しなくて消火器を使った訓練だけなのす。私自身、何も考えてなかったです(汗)

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