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2014年4月の1件の記事

2014年4月 1日 (火)

王の歩み 忍びの早業

昔々のこと。

シャンプー大嫌いの故猫星音を無理矢理お風呂に入れ、レスリングのようにとっくみ合ったままドライヤーをかけ終わった、とある穏やかな夕暮れ。

星音は廊下の片隅で、気持ち良さそうにグルーミングをしていました。


私は廊下に寝転がり、尺取り虫の様にくねくね近づいてすっきり顔の猫に向かってこう言いました。

「お風呂に入ると気持ち良いでしょ」

顔を背けて完全無視をはかる星音に更に近づいて

「お風呂に入ってさっぱりしたでしょ」とたたみかけると、敵は煩わしいと思ったかすっくと立ち上がり、私を残してすたすたと去っていきます。

私は床に寝転がったまま立ち去る猫の背中に向かって

「素直じゃないわね、さっぱりして気持ち良いのに。認めなさいよー」と更なる一言を発したのです。

すると星音はその場でぴたりと歩みをとめ、振り返ってこちらに向かってまいりました。

私の目を見つめながら、長い被毛をたなびかせ、パリコレモデルのような歩き方で。

わー、エルメスオムのモデルさんみたーいヘ(^^ヘ)(ノ^^)ノ

 あまりの格好良さに半口開けてうっとり見とれる飼い主の前までひたひたと歩みを進めた我が飼い猫は、一瞬の微笑みを見せたその直後、くるりときびすを返し、シャンプーの残り香がするふわふわの尻尾で私の顔をかすめたと同時に、風呂上がりですべすべの後足を強力な回し蹴りで・・・

 バキッ!!

と私の眉間に命中させたのです。

目から火とは当にこのこと。涙と鼻水が同時に吹き出しました。


飛び交う星の残像の中、床に這いつくばった私が漸く目を開け見たものは、廊下を曲がっていく飼い猫の、たてがみをたなびかせた王の歩みでありました。

 巷に虚偽と陰謀が渦巻く、今日四月一日だからこそ、実話百パーセントのこのお話しをさせて頂きました。
本当です。本当にあったお話です。

 その後、「ちょっとからかったからって、あんまりじゃないのよーーー」という負け飼い主の遠吠えがむなしく廊下と玄関に響いたことは申すまでもありません。

 負けた、飼い猫にガチで負けた。今思い出しても悔しいっっっ(号泣)

追記です。
犯にゃんはコイツね。
星音の写真

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