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カテゴリー「自然観察?」の37件の記事

2018年12月21日 (金)

とあるできごと

 ご無沙汰しております。秋から冬にかけて起こった、指の腱鞘炎の話(まだ治ってません)、ポゴレリッチのコンサートに行けなかった話、ドアを替えた話、車のキーをなくした話などを面白可笑しく書きたかったんですが、疲れているのか、なんてない話を書きたくなってしまいました。ほんと、なんでもない話です。

 9月頃だったでしょうか、夏の終わりの昼下がりに、とある田んぼの中の道を車で走っていると、道の先を高校一年くらいの女の子二人連れが、自転車を並べて楽しそうにおしゃべりしながら走っていました。自転車の並列走行というやってはいけない事になってるやつではあるし、普通の速度で追い越しするのも危ない気がしたのでクラクション鳴らそうかなとも思ったのですが、この二人があまりにも楽しそうだったので楽しみに水を差すでもないと、速度を落としてついていったんですね。どこかで安全に追い抜けるだろうと思って。
 暫くゆっくり走っていると前方に、見事な、実に素晴らしい枝振りをした胡桃の木が目に入りました。数え切れない程この道を走っていたのに、この木を見たのは初めてでした。


 青い空の下、太い幹から枝をまあるく伸ばした木が、風に葉をそよがせている様を見るのはとても幸せなことでした。

 その後その二人は脇道に曲がっていき、私は普通の速度で大木の横を通り過ぎました。
彼女達の邪魔をしなくてよかったと思いました。あの二人を追い立てて数十秒時間を倹約しなくて本当によかった、こういう事が人生の幸せというものだろうと思いながら。

 
 今日またその道を通り、数ヶ月ぶりに件の木を眺める事ができました。美しい大木は葉を落としても美しい。

 ただ、葉が落ちると何の木か判りにくいのですよね。この木、胡桃だと思ってたんだけど、ひょっとして栗?どっち?(^_^;)

2018年9月30日 (日)

奇跡のかぼちゃ

 猛暑の予想だった今夏、忙しくてグリーンカーテンを準備し損ねたぽんず家は恐怖におののいていました。
「遮るものがなかったら、暑さに焼き殺されてしまう~。特にお勝手!」
と泣いていたところ、なんとお勝手窓の下にある菜園と名付けている場所から、かぼちゃの苗が生えてきたではないですか。
もちろん苗を植えたわけではありません。去年地面に埋めた野菜くずの中にあったかぼちゃの種が芽を出したに違いありません。

 私はそっと苗をお台所の窓方面に誘導しました。苗はどんどんと伸び、窓一面を見事に覆い尽くしたその上に、かわいい坊ちゃん南瓜を実らせたのでした。実が生って知る南瓜の種類。そうか、これだったか。

 と喜んでいたところ、

 「ねえさん、まあ、みごとに南瓜を這わせたわいね」と散歩中と思われるおばあさんが声を掛けて下さったのです。
 で、二言三言言葉を交わした後、せっかくなので庭の椅子に腰掛けて頂いて(暑い日でおばあさんちょっとお疲れ気味に見えたので)、二人で暫しおしゃべりをしました。

 あねさま被りの手ぬぐいに、花柄の割烹着、もんぺズボンという今時珍しい正統派農作業スタイルの、おばあさんの話はこんなでした。

おばあさん 「随分昔の話だけんども、ここらあたりに、ぽず子さん(仮名)つう女しょうの家があったいねが、ねえさん、ぽず子さんの話、知らねかいね?」

ぽんず「さあ、聞いたことないです・・・」

 いきなり自分と同じ名前が出てきたのにもびっくりだったんですが、おばあさんの話し方にもびっくり。こんなに方言使う人珍しいです。「ねえさん(女性が中年以上の女性に呼びかける言葉。対話者同士の年齢差は関係なく、80歳が70歳に呼びかけることもある。ただし男性から女性への呼びかけに使われたのを私は聞いたことがない。あるのかな)」なんて、リアルで聞くの何年ぶり?

お「ほうかいね、知らねかね。まあ、有名な話だけんども、知らねえかね」

ぽ「どんな話なんですか?(興味津々)」

お「昔さね、ここいらに、もうちょっとあっちの方だったけんども、ぽず子さんちってあっただいね。」

ぽ「ふんふん」

お「ある、暑い夏のことだわいね、どこん家も暑くて暑くて灼けこんじまったつうに、ぽず子さん家だけ涼しかっただいね」

ぽ「え?なんで?」

お「それがさいね、かぼちゃの蔓が軒の朝顔の支えだったとこに這ってさね、家中をおおっちまってせ、それで涼しかったんだってせ」

ぽ「今で言うグリーンカーテンだ!」

お「それがせぇ、そのかぼちゃは勝手に生えてきただってせえ。ぽず子ねえさんはそりゃあ喜んで、道を通る人みんなに自慢してまわっただってね。勝手に生えてきた、ええこんだって。そりゃあそうだだよ。どこの家も暑くてやりきれねえって、病人まででる家もあったっつうに、ぽず子さんちだけ涼しかったんだからね。ありがてえもんじゃないかいね」

ぽ「確かに・・・」

お「そうずろ。ところがさねえ、ほず子ねえさん、大喜びだったんだけども、今頃だったかいねえ、ある日、ぽず子さん家がなくなっちまってせえ」

ぽ「えっ」

お「わしも聞いた話だけんども、蔓におおわれてせぇ、草むらになってたって話だいね」

ぽ「・・・」

お「まあ、当たり前だわいね。あんなに日陰になってもらって、助けてもらったつうに、ぽず子さん、南瓜とって食っちまったってせ。まあ恩知らずにも程があるわいね」

「ところでねえさん、手に持ってるその南瓜せ、どうするだいね。まさか食べやせんずらね」

と、おばあさんに詰め寄られたところで目が覚めたのですが、こんな夢を観てしまった私は、収穫した6個の坊ちゃん南瓜を美味しく食べて良いものでしょうか。
それとも感謝祭まで待つべきでしょうか。

 皆様のアドバイスをお待ちしております。

窓を覆うかぼちゃの蔓

Up_2

収穫なった坊ちゃん南瓜。グラタンにしようかな~
2up

やっぱ食べたい・・・


謹んで追記

じつは、一昨年も捨てた種から南瓜の苗が生えて、お勝手の窓枠で育てておりました。
その時の実った南瓜の写真をアップしておきます。
私、前世で南瓜によっぽど良い事をしたのね(*^_^*)←おいっ!
Up

2018年4月18日 (水)

春の菜摘みの・・・

 ある時、鳥が運んできたのか、庭にヨモギが生えました。最初は小さすぎて摘むことも憚られましたが、少しずつ大きくなり、今年の春、ついに立派なヨモギの草むらが出来ました。これなら好きなだけ摘めそう。苦節三年。我ながらよく頑張りました!

 ということで、ヨモギの葉っぱを一生懸命摘んだわけです。そして丁寧に水洗いし、重曹を入れた大鍋の湯でしっかり茹でて、水に晒してあく取りをしました。

後は水気を切ってラップに包んで冷凍すれば好きな時に草餅が作れます。今年は飽きる程草餅が食べられる~

 出来上がった茹でヨモギは、しかし何の匂いもしないのです。確かに茹ですぎた感はありますが(1~2分のところを5~6分茹でてしまった)、あまりにも風味がない。母にも一口食べてもらったのですが、やっぱり香りがしないとのこと。

 そう言えば摘んでいる時にもあまり匂いがしなかったなあと、庭に出て生のヨモギの葉で匂いを確認してみました。やはり殆ど匂わない。はて面妖な。

 ということでネットで調べてみたらとヨモギとよく似ていて間違えやすい植物に出ていたのが、あろうことかトリカブトだったのです。

 アガサ・クリスティーの小説にもよく出てくるあの猛毒のトリカブト。家族に「水仙には毒があるからニラと間違えないように」と口を酸っぱくして注意していたこの私が、トリカブトを大事に育て上げ、食べてしまったとは!母にまで食べさせてしまったとは!しかも下手すれば致死量!

 30分も経たずに痺れなどの症状がでるのだそうですが、その時既に食べてから30分以上経っていて、母に告げても「まだ死んでないから違う」との事だったので違ったのだと思います。何より花の色が全く違いました。庭の草はヨモギそっくりの花が咲きます。

 もう一度庭に出て草を確認しました。ヨモギなら裏に細かい毛があるはずなのに見えない。葉の裏は白いのに毛がない。一体これは何なんだ。

 ネットで調べた次の候補は「ブタクサ」

 ブタクサアレルギーのある私が後生大事に庭でブタクサ育てていたとは(涙) 

しかし、これも葉の形が違いすぎます。

 私は三度庭に出て溜息をつきました。葉の形も花も、葉裏の色もヨモギにそっくりなのに、裏に毛のないお前は何者なの。

と、明るいところでよく見たら葉の裏に毛が・・・。葉っぱをゴシゴシ擦ってみれば微かにヨモギの香りが・・・ 

その後わかった事は、ヨモギには個体差があり、香りの少ない株もあるので摘むときは香りを確認してから摘むようにとのことでした。知らずに育ててしまったワタシ(T_T)

 朝、意気揚々と納戸から大鍋や大ザルを出してきた私は、その日の午後、無言のまま洗って乾かした鍋とざるを仕舞ったのでありました。

 我が家の庭はどうしてこうなってしまうのでしょう。三年掛けて育て上げたのに・・・(しくしく)

2016年11月13日 (日)

記憶力に問題があるハンター

 今年の我が家はいつにも増して蜘蛛が沢山寄ってきました。特にベランダは三方向蜘蛛の巣、それも全部女郎蜘蛛の巣で怖くて怖くて。
ベランダに出る度に蜘蛛の巣から目が離せませんでした。怖いと見ちゃう(T_T)

 そんな状況で意図せず蜘蛛の巣観察を続けたところ、巣によって実入りの違いが結構ある事に気がつきました。ここは虫がかかるに違いないと思った巣はそれ程でもなく、目立たない、こんな場所を虫が通るのかさえ覚束ないところに張られた巣に、一番虫がかかっていました。ある日、巨大トンボが地味な巣の主に襲われている場面に遭遇した時など、洗濯物を干さずにそのまま退却したくなりました。この巣は本当に獲物が多い。

 とある朝、いつもの様に洗濯ものを抱えてベランダに出てみると、ベランダの真ん中、腰の高さに巣が張られていました。今までは手すりの外側にだけ張られていたのが遂に越境されたのです。私が蜘蛛に太刀打ちできるとはとても思えなかったので一瞬ベランダ使用を諦めたのですが、よくよく見ると、地味だけど効率の良い巣の主が見あたりません。昨日吹き荒れた強風で吹き飛ばされ、やむなくこの場所に巣を張った模様です。元の巣は目と鼻の先なのに、この蜘蛛は戻れなかったのかと思うとおかしみと余裕が湧いて来て、一番太い糸をつまみ取って、蜘蛛をぶら下げながら元の巣のすぐ側に戻してあげました。強風にも関わらず蜘蛛の巣は無傷でした。この蜘蛛、巣作りの腕も良いのです。

 その翌日、件の蜘蛛は、私が置いた場所と元の巣の距離分だけ反対方向に巣を作っていました。新しい巣はこぢんまりとしながらも、既に沢山の獲物がかかっていましたので狩の腕はやはり確かなようです。でも戻るべき方角が逆・・・。この蜘蛛記憶力に問題があるのでは・・・。

 それから暫くして、それ程ひどくもない風の吹いた翌日、例の蜘蛛はまた姿を消していました。ベランダを探してみましたが今度は蜘蛛の姿は見あたりません。もっと遠くに飛ばされてしまったのかもしれません。

 その後、主のいる他の巣は風などで壊れるのに、主無き例の巣二つは全く壊れる事もなく、健在のまま日が経っていきました。私は半月ほど蜘蛛の帰りを待った後、何があっても壊れない立派な二つの巣を壊しました。腕はいいのに、すぐ飛ばされてお家に帰ってこられなかったあの蜘蛛に思いを馳せながら・・・

2016年7月23日 (土)

くんくん物語 ver.1.5

 前々回の記事「くんくん物語」のお終い部分でちらりと触れた除草剤「ラウンドアップ」ですが、遂に買ったんですよ。結構苦労して。
近くのドラッグストアでセールをしていたので、処方薬を受け取るついでに買ってこようとして「やっぱりホームセンターで買った方が安いかも」と買わずに帰り、その後ホームセンターにやっと買いに行ったところ、あろうことかドラッグストアより400円も高く、さすがにこの差を無視できなかった私は、後悔の涙に暮れながら件のドラッグストアへ車を走らせ(結構離れてます)売り場に駆けつけたところ、セール品はワンサイズ小さいラウンドアップであり、ホームセンターと同じサイズのものは実は200円お高かったという衝撃の事実に直面することとなりました。
私、悩みました。400円は無理だけど200円なら無視は可能か?と。自分の愚かさもあって無視できず、結局ホームセンターにまた戻るのかと絶望しかけたその時、ドラッグストアと我が家の間に別のホームセンターがあることに思い至り、値段はどうあろうとそこで買う事に決めました。そして買いました。お値段は最初のお店より100円安かったです。最初から何故ここで買わなかったんだろ、私(^_^;)

 というすったもんだで手に入れたラウンドアップ、翌日早速まき散らしてやりましたわ。でもね、ちっとも効果が出ないの。待てど暮らせど。あんなに苦労して買ってきたのに。説明書通りにちゃんと葉っぱにかけたのに。

 泣きながら眼鏡を掛けてネットで説明書きをよく読むと、効果が出るまでに『2週間』ほどかかりますとのこと。どうするの。もうすぐお客がくるのに。こんな事なら玄関先だけでも手で草取りしておけばよかったのに。盛大に蒔いてしまいましたわ。とほほほほほほほほほ。

 私ラウンドアップはそんなに危険な薬剤ではないことを頭では理解しています。 国際がん研究機関(IARC)がラウンドアップの発がん性について公表した「可能性有り」という評価の意味するところもこの記事を読んで理解しているつもりです(「ラウンドアップに発がん性?  簡単、わかりやすいニュースに踊らされる前に、もっと詳細をみてみよう」へのリンク
でもね、散布の時に老眼鏡を掛けるのはためらわれたの。万が一薬剤がついてレンズがおかしくなりでもしたら大変じゃないですか!!!!
封を切る前でも安心できませんわ。容器が破裂して眼鏡を傷めたらどうするの。農薬なんだから何が起こるかわかんないじゃないですか!!!!!

 IARCの評価は人間に対するもので眼鏡に対するものではない!!!

 だから取扱説明書を事前に良く読まずに散布したんですが、なんか間違えてます?私(;^_^A アセアセ)
「くんくん物語2 」に続く・・・ハズ
 

2015年8月23日 (日)

ぽんず、報道の大切さを思い知る

 それはお盆も終わって日常のあーだこーだが始まった今月17日の事でした。
何気なくテレビのニュースを観ていると、昨年長野市で起こった連続放火事件の裁判判決が報ぜられていました。被告は飲食店の鉢植えなどに火をつけたのだそうで、見事なシンビジュームの鉢が写し出されていました。これだけ大きな鉢なら買えば高いし、育てるにしても大変な手間暇がかかったことと思います。その立派なシンビジュームは、可哀想な事にバルブ部分が焦げているのです。ここが焼けたらこの花はもう駄目かもです。 

 ちなみにシンビジュームのバルブとは、根元にある大きな膨らみです。

Photo03


 画像は河野メリクロン様


 焦げたバルブを見て、同じくこの花の手入れをしている一人として、育てていた人の事に思いを馳せ私は涙ぐみました。
「水遣り、肥料、芽かき。どんなに大変だっただろう・・・」

 と、そこでふと気がついたのです。私はここ暫くバルブを見た記憶がない・・・・。

そんな馬鹿な!父が世話をしていたシンビジュームが2鉢もあるのに!
今年六月にイヤイヤながらも植え替えをしたのに!
なのにバルブを見た記憶がないってどういうこと!

 私は縁側に走って鉢を確認しました。.鉢植えのシンビジュームは水苔から直接葉がびよーんと出ているのです。バルブが、鉢の中、水気が切れたことのない、ジメジメの水苔の中に埋没していたのです。植え替えたときにうっかり沈めちゃったに違いない!!

 今まで水遣りを忘れカラカラに乾燥させてしまった事を反省し、今年こそはと出来るだけこまめに水遣りをしていました。肥料もちゃんと施しました。それなのにシンビジュームの葉は日々色つやを無くし、やせ細っていきました。どうしてなのか私には分からず、水遣りと肥料遣りを励行するしかありませんでした。大切なバルブを日々水浸しに、水責めにしていたのです。


 その夜遅く、私は新聞紙を広げた縁側で、一人シンビジュームバルブの掘り起こしをしました。水苔の奥深くから発掘されたバルブは茶色くなりふやけきり、古びた木の切り株にしか見えませんでした。その切り株の中から細々と辛うじて葉が伸びている。そんな状態でした。あんなに苦労したのに、この鉢はもう駄目かも・・・

 あれから一週間。
知らぬ間に腐りかけていた我が家のシンビジュームは、湿りきったバルブも少しずつ乾き始め、出ている葉っぱも心なしか色濃くなったような気が、しないでも、ないでは、ないです。

 今回、地元のローカルニュースでバルブ沈没を発見することが出来ました。あのままだったら腐って枯れても何故そうなったのか、分からずじまいだった事でしょう。それに気がつく事が出来た。報道のありがたみを身に染みて知った瞬間でございました。

 報道って大事だわ~


 分かりやすいシンビジュームのバルブ写真がこちらのサイトにあります。バルブの写真は文の中程です。
シンビジュームの芽かき」様

2014年9月25日 (木)

大『どどーん!!』大会 その2

 皆様ごきげんよう。
1があれば2もあるもの。というわけで『どどーん!!』第二弾、参ります!


 ナデシコがぐんぐん育っている時に、既に事件は進行していたのです。


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ナデシコの左端に、見慣れぬツンツンした植物が映っていることにお気づきでしょうか。

 これが何なのか皆目わからず、そのうち花でも咲けばわかるだろうと放置していたところ、綺麗な花が咲きました。

 それがこれ。A827_i2


宿根サルビア・アズレア   画像提供 花苗&ガーデニング雑貨セレクトショップ『風散歩』様


 美しい青色でしょ♪ でも素敵なのは花だけみた時の話です。
何なのかわからないまま置いておいたところ、ナデシコに負けず劣らずぐんぐん育ち、ドドーンと倒れて周りに生えてる桔梗だのなんだのを軒並み押しつぶす乱暴狼藉を繰り広げてくれたのです。花の咲いた場所なんて私の背丈と同じ位なんですよ。

 そうしたら私と同じ悲劇に見舞われた人がいたようです。

ブルーセージ アズレアについてお伺いします。 当初何を植えたのか忘れてしまい、...


 春先から夏にかけて、何度か刈り込みをしないといけなかったんですね。

そのまま育ててしまうと、

           あなたトウモロコシ? 

って位に伸びてしまうみたい(T_T)


我が家のアズレアも、支柱に括り付けておりまして、現在はトウモロコシほどではありませんが、やはり草花と言うより藁束に近い様相を呈しております。


 花の清楚さや青色を愛でる情緒とは程遠いこの様態、どうしてこうなった~(T_T)

2014年9月20日 (土)

大『どどーん!!』大会 その1

 急に秋の気配を感じる今日この頃、皆様にはいかがお過ごしでしょうか。

 我が家の庭もそろそろ秋支度をしないといけないのですが、その前に夏から庭で起こった出来事のいくつかをこれから書き記していきたいと思います。

 あれは夏の初めのことでした。
去年植えたナデシコが、すくすく、すくすくと、それは見事な成長を遂げたのです。
茎の高さが2メートル近くまで伸び、株の直径も50センチ近く。見上げるばかりのめざましい育ち振り。そして全ての茎には蕾がびっしり。これが一斉に咲けばどんなに見事な眺めとなることでしょう。その日を楽しみに、毎日毎日、世話をしておりました。

そして、今日こそ満開と思われたその日は激しい雨でした。この雨が上がれば、背の高い大きなナデシコの株が満開に咲き誇る様が見られるのだと思うと、雨の憂鬱も忘れる事が出来ました。明日には満開のナデシコが・・・。

そして翌朝、期待に胸を膨らませて庭に出てみると!


どどーーん!!!!


 ナデシコ大倒壊!!!

 育ちすぎた株が、雨に当たり自身の重さに耐えきれず、見事な横倒しとなっていたのです。そして肝心の花は無残にも泥だらけ。

 うそ、なんでよ。有り得ないーーーーー!

 とはいえ、まずは倒れたナデシコを起き上がらせねばなりません。一抱えもあるナデシコの束をぎゅっと掴んで持ち上げようとしても、あまりの重さにびくともしないのです。動かすことさえ出来ない有様。
仕方が無いので麻紐を株の周りに通し、それを引っ張って株を起こそうとしたのですが、それでも重くて持ち上がりません。びくともしない。どうやっても無理。

 この時私の脳裏には、若い女性がただ一人、一緒に育った老馬と共に凍てついた川を渡ったところで、遂にその馬が力尽きて倒れてしまうという、昔見たモンゴル映画「草原の愛」の一場面がずっと再生され続けておりました。

倒れた馬を起こそうとするの。でも彼女には重すぎて起こせないの。なんという絶望。なんという孤独。

「ガンガンハラーーー!(彼女が叫ぶ馬の名前よ)」

私もナデシコを抱きかかえてガンガンハラと叫びたかった。だって、こんなに重いんだもの。花じゃないのよ。絶対馬なのよ(涙)

 と、ひとしきりガンガンハラごっこを脳内で繰り広げた後、私は作戦を立て直し、麻紐に支柱を通し、その支柱をてこの原理で持ち上げて株を起こす事にしました。結局支柱一本でもまだ重すぎて起こせなかったので、二本の支柱を両腕で持ち上げてどうにかこうにか、ナデシコを起こす事が出来たのです。

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 大きさがつかみにくいと思いますが、この写真に映っている花がそれです(結構花壇が荒れている;^_^A)。

 ことほど左様に苦労したナデシコですので、花が終わった後、転ばぬ先の杖とばかりきちんと刈り込みを致しました。これでもう倒れる心配はないのです(*^_^*)

 って、刈り込んだ後生えて来なくて、残った茎も立ち枯れているんですけど・・・・(号泣)


「草原の愛」

2014年8月10日 (日)

人生で最高においしいお芋

ご報告が遅れてしまいましたが、先月我が家の庭でじゃがいもが穫れました。


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見た目はナンですけど、お許しくださいませね♪堀たては柔らかそうな白色でしたのよ。撮影したのは二日後の7月21日でしたので、ちょっと黒くなってしまいましたわ。


このおじゃががもう本当に美味しく感じられまして。

人生でこれより美味しく感じるじゃがいもは今までなかったと思うくらい。


自分で苦労して育てた作物は美味しいですよねって?

違いますのよ(*^_^*)

美味しい品種の苗を植えたんですかって?

そうではございませんの~~(*^_^*)(*^_^*)


それはなぜかと問われれば!



ひとりでに勝手に生えてきたから!


冬の終わりか春先に、芽が出てしおれたじゃがいもを堆肥になるように菜園に埋めたのです。
そんなことをすっかり忘れていたところ、春になり芽が出て、抜くのもかわいそうだったのでそのまま放置。どんどんどんどん育っていって、ある時ばったり倒れて枯れたので苗を引き抜きました。そして数日後、別の苗を植えようとそこを掘ったら、


おじゃががころりんこ

嬉しくて三日くらい笑いが止まりませんでした。

去年はトマト、今年はじゃがいもちゃん。来年は何かしら。労せずして手に入るって、本当にすてきな事ですわねヘ(^^ヘ)(ノ^^)ノヘ(^^ヘ)(ノ^^)ノヘ(^^ヘ)(ノ^^)ノ


ついでのご報告

グリーンカーテン用に植えたゴーヤとキュウリですが、キュウリは二本だけ実をつけて、どうも息絶えそうな様子です。ゴーヤはちっとも育たず、付いた実は、接ぎ木の土台になった南瓜から生えた花と交雑したのかしわしわなのに南瓜型で、ちっとも育ってくれません。

労したものはちっとも育たない。なんで~~~(T_T)

2014年6月18日 (水)

ぽんず予報

人間は持って生まれた命運というものがあると私は考えます。
その命運、宿命から逃れられないのなら、それを逆手に取って利用することもできるのではないでしょうか。

だから私は考えました。

一昨年、夏に備えてグリーンカーテンを作ろうとしましたが、せざるを得なくなってやった家の工事の為、作る事が出来ませんでした。そして猛暑になりました。

去年、この年も工事の予定がありましたがそれは5月だったので、工事終了後遅まきながらもグリーンカーテンを作れると、私は考えていました。
しかし工事は遅れに遅れ9月になってしまったため、結局グリーンカーテンを作る事が出来ませんでした。そして猛暑の夏でした。


三年目の正直である今年。
私を阻むものはもう何もありません。グリーンカーテンを作る事が出来るのです!!!
しかし長期の予報は冷夏でした。

お気づきでしょうか。私は絶対にやった方がよい事は何故かどうしても出来ず、やっと出来る様になる頃にはやらない方が良くなっているという宿命を背負っているのです。

五月の下旬、私はプランターにキュウリとゴーヤを植えました。

このままキュウリとゴーヤがすくすく育てば今年は冷夏でしょう。しかし育たないか途中で枯れたら今年はやっぱり猛暑でしょう。

 植えてから一ヶ月も経つのに苗の大きさは今やっと30㎝

予断を許さない状況ですが、私の中では猛暑の予感がひしひしと迫ってきております。

フォト

ぽんずの風景

  • 図書館の桜
     携帯で撮った写真です。 見事なまでのピンぼけ(とほほ)。 ご感想などおありでしたら 掲示板へどうぞ。

にゃんこ

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