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2009年7月26日 (日)

今年のツールはすごかった

 昨夜の第20ステージ終了でツール・ド・フランス09は明日のゴールを残すのみとなりました。いやはや今年のツールはすごかったです。

 前評判では、4年振りのツール復帰となる7連覇の王者、ランス・アームストロング選手の話しか聞こえてこず、更にレース二日目をTVで観てみれば、9人のチームに総合優勝を狙える選手を4人も集めたアスタナチーム(含むアームストロング選手に07年優勝のコンタドール選手)がどうみても圧倒的に強そうで、勝負に関してはつまんないかなと思っておりました。しかし・・・

 ごめんなさい!ごめんなさい!愚かな私が間違っておりました。

 今思えば運命のCS無料放送、第15ステージ、ポンタルリエ~ヴェルビエ(この日からアルプス突入)。大した期待も抱かず見始めたところ、残り8キロからのチームでの揺さぶり、残り5キロでのコンタドールのアタックと唯一人それに反応できたアンディ・シュレクの追走、ついて行けないランスがコンタドールの為にした強力ブロック(王者のアシスト、迫力だったわ)、アタックを仕掛けて知らずに弟のライバル(ウィギンスとニーバリ)を牽引してしまった感のあるフランク・シュレク(アンディ兄)等々、マイヨ・ジョーヌ(総合一位が着るジャージ)争いだけでなく、「アスタナチーム内どちらがエースか問題(両雄並び立たずでえらい騒ぎだったらしい)」にも決着をつける、本当に最期まで手に汗握るレース展開だったのでありました。なんという駆け引き、なんという死闘。


 しかし、その後のレースも大勝負ばかり。第17ステージではゴール38キロ手前からの(そのうちの28キロは登り)アタック合戦の末、抜け出たシュレク兄弟とコンタドールが仲良く同タイムでゴールという、死闘も死闘、大死闘のレースだったのでした。翌朝(勿論早寝をした私)テキスト読みながら震えが止まりませんでした(T.T)

 その次はシュレク兄弟が苦手な個人タイムトライアル。総合順位1位から6位までの差が5分以内。しかも6人の中で個人T.T.が苦手なのはシュレク兄弟だけ。どうなるシュレッキーズ(涙)←肩入れすみません。07年ジロ、ゾンコラン峠からアンディファンなんです、私(汗)
はらはらしましたが、アンディ奮闘の21位。なんとか2位をキープ。しかしコンタ選手が激走して堂々一位。コンタ強い、強すぎる・・・(涙)

 そして昨日の第20ステージゴールは、「死の山」の異名を取るモン・ヴァントゥー。ラスト12キロ位からアンディはアタック開始。最終的に8回アタックをしたそうです。あの登り坂で、先導バイクに邪魔され、そして強風の中で(強風が名物らしい。でも最期だけ)。そこまで頑張るか。もう涙無しには語れません・・・。

 結局どのアタックもコンタドールをふるい落とす事ができず、同タイムでゴールとなりました(順位は3位でアンディが上)。

 第20ステージを終わっての総合順位は
1位 アルベルト・コンタドール(スペイン、アスタナ) 81h46'17"
2位 アンディ・シュレク(ルクセンブルク、サクソバンク)+4'11" 
3位 ランス・アームストロング(アメリカ、アスタナ)  +5'24"


 最終レースは総合順位を争わない凱旋パレードなので(疲れているので怪我防止のための不文律がある)、明日もこの順位でしょう。ポイント狙いのスプリンターは凄絶なバトルをすると思われますが、私のツール09はこれで終わりました。

 この一週間、朝飛び起きてはPCに飛びついておりました。他にもCYCLINGTIME.comから、公式サイトから、Twitter(ランス アンディ)まで幅広く情報収集を。疲れました。本当に疲れました。テキスト読むのでもこんなに疲れたのですから、TVで見ていたら過労死していたかもしれません。ほんとうに今年のツールは過酷でした。・・・私が(殴)

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